ハイレゾ音楽のメディアサーバーを立てる -その1

 iPodの時からずっとアップルのiTunesを使っていたのだけれど、アップルさん全然ハイレゾやる気なさそうなので他所のハイレゾ配信サイトに移行することにしました。

 数年前から考えてはいたものの先立つものがなくて環境を整えられないでいたのだけれど、長らく愛用してきたシャープのステレオシステムSD-HX500SのCDピックアップ部がいよいよ怪しくなり更新を決意。それで購入したSonyのSTR-DN1080がUSBリーダーが付いてたりネットワークのDLNAサーバ内の音楽ファイルを再生できたりするので、ハイレゾ再生環境を整えることにしたのでした。 STR-1080とUBP-X800についてはまた別エントリーで書きます。

 それで早速いくつかハイレゾの楽曲を購入してみたのだけれど、音質と引き換えにやたらとファイルサイズがデカい。DSDの5.6MHzだと1曲が1GBを超えるものもある。アルバム5、6枚購入したところですでに20GBを超えてしまった。
 さらに、利用したe-onkyoではダウンロードの期限はないものの最大10回までの回数制限がある。購入した音楽ファイルの管理は基本的に購入者が行わなければならない。「ハイレゾ配信サイト」というよりは「ハイレゾデータ販売サイト」ですよね。。。

 というワケで、以下の課題が持ち上がった。

  1. 巨大なファイルを保管するストレージを用意する。大容量をSSDで構築するのはまだまだ手が届かないのでHDDで。
  2. データを安全に保管する。RAIDを組むか、少なくとも原始的なバックアップで。
  3. データの保管場所でDSD音源を扱えるDLNAサーバーを動かす。ハイレゾ配信音楽データだけを扱うので、DRMとかDTCPなどの著作権保護されたファイルやプロトコルは扱えなくてもよい

一番楽そうなのはメディアサーバー機能を持ったNASを買ってしまうことである。
ただしNASにはいい印象を持っていない。過去にふたつほどNASを購入しているのだが、TimeMachineの保存先にして酷使したせいかどちらも3年持たずにダメにしてしまっている。また買ったNASは直径数センチのファンが付いていて、小さなファン特有のキーンという音が結構気になった。
メディアサーバーにできて静かでデータを冗長管理できるNASはどうもなさそうなかんじなのでこの選択肢は無しに。

それでWinでもMacでもLinuxでもなんでもいいので、DLNAのメディアサーバーを稼働することにした。
DLNAサーバーにできるプログラムを探したところ、Universal Media Server とかいうのがWinでもMacでLinuxでも動いていいな!、と思ったのも束の間、これDSD音源に対応してない(‘A`)。
しかも、DLNAクライアント側ではディレクトリをそのまま辿って音楽ファイルにアクセスすることしかできないっぽい。。。 MP3黎明期に戻ったかのような音楽ファイルの扱いで、iTunesのテキトーな使いやすさに慣れきってしまってる身としてはとても辛い。
そしてなにより、JAVAで動くのが気にくわない。却下。

別のものを探したところ、ソニーが無償で提供しているMedia Goという楽曲管理ソフトがDSDを扱えるうえにDLNAでのメディア共有機能があるではありませんか。しかもアーティストやアルバム単位で音楽を扱える。そしてDLNAクライアント側でもそれをブラウズできる。Media Go上で作成したプレイリストもDLNAクライアント側でアクセスできる。これですよこれ。こういうのを望んでいました。

というわけで、Windowsマシンで Media Go を使って楽曲の管理とDLNA共有を行うことに決定。

さて、ではPCをどうするか。家にあるPCは現在2台。1台は内蔵SSDが256GBのノートPCで、音楽データ保管用の外付HDDを付けて動かすのは運用が面倒くさそうである。もう1台は仕事用のデスクトップPCで、これはムダにデカくてHDD4台くらい突っ込めるドライブベイも余ってるのだが、ムダに電力喰いのグラボとか挿さってるので音楽聴くためだけに電源を入れるのはやめたい。仕事マシンとは別けたい。

そんなこんなでメディアサーバーにするPCを新たに用意することにしたのです。
無駄に長くなったので続きは別記事で。